次の投稿作をどうするか悩んでいます。

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ゆな さん 2020年11月08日 01:48

こんばんは。閲覧ありがとうございます。
現在初めての原稿を描き上げ、今月、11月の中旬に私の通う専門学校で行われる、色んな編集部を招いたオンライン持ち込みで完成原稿を見ていただき、その批評などを経て、完成原稿を投稿する予定なのですが、2作目も描いていかなければと思っています。

しかしこの1作目、一先ず読み切りの投稿作として今回は描きましたが、かなり昔からキャラや設定、ストーリーを創り込んでいた為、完成原稿として上がった途端に、愛着が湧き過ぎて、我が子のように思い、この作品を極めたい気持ちがすごく強くなってしまいました。

ですが、普通は漫画家としてデビューしなければいけないので、別の作品を何作か仕上げたり、腕試し的に別ジャンルに挑戦するなり、雑誌などの傾向に合わせて次回作を創るなりするのが恐らく一般的ですよね?

素人目で申し訳ないですが、もし漫画家としてデビュー出来たら、初期の投稿作で連載してみる?
など編集さんに言われて、やっと描きたい、もしくは向いているジャンルを連載していくなどに繋がるイメージがあります。(進撃の巨人の諫山先生などがそのパターンだった気がします)


そういった土俵にもまだ立ってない自分が、何を言ってるんだろうとも思うのですが、創作意欲などがこの1作目に向かい過ぎていて、勝手にpixivなどで後日談でもアップしようなどと思い、1作目もひとまずpixivにアップしたり、簡単なページ数で後日談的なモノを描いたりしています。

本当はこれでデビュー出来たらとずっと夢を見てたので、これをずっと描きたいと気持ちは一直線なのですが、pixivなどで勝手に連作めいたことをするのは、お金に直結しないし、非効率的だと担任の先生に相談した際そのように言われ、確かに正論ですし、色んな漫画賞の期限もうかうかしていたら過ぎてしまうし、私本意の、私だけが楽しむ漫画を描こうとしてて、読者のことを考えられない奴なのではないか?…とそのように気持ちも落ち込んだりしていて、次の投稿作を描いてとにかくデビューしなければと思う自分と、1作目を投稿して、それが結果を残せなければ、少し構成を変えてでも、その1作目を何回でもリテイクして、違う編集さんなどに持ち込むなど、プロデュースしていけば良いのではないか?と恐らくデビューを優先するか、描きたいモノを優先するかという悩みを抱えているのだと思います。

長々と失礼致しましたが、何かこの危機を脱するお知恵を、貸していただけると幸いです。

よろしくお願いします。

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中野の漫画妖怪イグチ さん2021年02月13日 16:35

はじめまして、お悩みとのことですが、寧ろこれだけの熱量で創作に悩めるのは羨ましい悩みではないかと思うほどスゴイことだと思いますよ(^ヮ^)

そのうえで、私の意見ですが、
まずお気持ちはよく分かります、共感します。

さて、豊かな想像力ゆえ、デビュー前の段階ですでに広大な物語の長さや幅ができてしまい、それが確実に商業連載に行き着くかの保証を得ていない段階ではどうしたらいいのか?

という風に、解釈しました。たぶんこれであってますよね?

これ、私も似たようなこと考えたことがあります。市場ウケするかどうかはさておき、自分の可愛いアイデアとして、ひとつ思いついた漫画物語の世界観が次々とアイデア連鎖していき、自分の中で広がっていく。


そんな中、漫画賞の応募は、それぞれ個別に短ページ制限1話読切が多いですし、pixiv漫画、同人誌活動なども、一度に全部の壮大な物語が書けない(たまに強豪同人誌作家さん居て、同人で超長編やれちゃうすごい人とかも居るには居ますが…)


そんな時の、ひとつの解決手段が

章分け

だと思います。

いくつか有名な事例をあげますね

スターウォーズ、メイン1.2.3
過去に遡った、悪役ダースベイダーの若かりし日の話、エピソード1.2.3
最近さらに新しい外伝でましたね。

ジョジョの奇妙な冒険、1部、2部、3部、、、
外伝、岸辺露伴は動かない、シリーズ、、


他、テレビゲームもこのタイプは多いです。
ドラクエ1.2.3.4.5... 外伝、テリーのワンダーランド、トルネコの不思議なダンジョン、、、
ファイナルファンタジーにも、シリーズ、外伝が、、、


これらは、すでに売れてしまっている人気作ゆえ、一見話題が違うかに思えるかもしれませんが、本質は同じです。

思いついた自分の壮大なアイデアを、区切りのいいところでいったん(第一章はここでおわり)(その後の話は、第二章の位置付けだな)と考えるのです。


そして、その先は少々難易度の高いシナリオ管理テクニックになりますが、

「全部の繋がった歴史を見れば1番面白いが、読み物としては、途中から読んでも独立した章も楽しめる」
「どこから読んでも面白い>そこから、興味を持ってくれたお客さんに、全部を読んでもらうよう誘導する」

そういう作り、すなわち
「短編の繋がり、束ね、によって、長編ができている構造」
これを作れると、売り込みや活動はとても有利になります。

重ねて言いますが、途中から読んだ場合でも、その章単体で短編としても面白い、が重要です。
そうでなければ、第一章を読んでないのに2章から読み始めると、わけのわからない専門用語が飛び出してきたり、2章の主人公は前の話の子供だから、とわかってないと楽しめない…とか、「自分では面白いつもりが、お客さんは冷めてしまう」、いわゆる独りよがりの失敗に繋がってしまうからです。

私は、この部分の問題解消のため、分かりづらさ回避や、第3章だけでも短編読切としてスッキリ完成してる感、を成功させるため、ならば、
多少は、やりたいことを少し封印して「読み切り短編でまとまっている制作」を優先させて、設定やキャラ、あるいは機微(同じキャラだが年齢設定だけ変えた)(悪役四天王は4人いる予定だったが、短編にまとめ入れるため、悪役三人衆、に数を削った)など、そういった妥協や改変をして書き上げています。


それではパーフェクトではない? 問題ないです。もし、世に出て出世したらば、後付けで矛盾点を無かったことにして、再改変して作り直してるベテラン有名漫画家はたくさんいます。

ゲゲゲの鬼太郎、は一般ウケするように正義の味方にしましたが、後々、悪どいダーティーヒーローの鬼太郎、「墓場鬼太郎」のアニメを放映しましたよね?

るろうに剣心、は読み切り版、短期連載版、本格長期連載版(←1番有名なのはこれ)ではそれぞれ微妙に違っている。
高飛車な性格の第2ヒロイン・恵が、読み切り版では薫の実の姉でお淑やかな性格だったり、
飛天御剣流が飛天三剣流(一度に3人倒すほどすごい剣術の意味)だったり、短期連載版だけに出てくる特別ヒロインは、本連載では無かったことになっちゃったり。

一種のパラレルワールドみたいですね。

でもこういったことは、作家として恥でもなければ反則でもありません。

新人として現在進行形でも頑張らなきゃいけないし、大出世できたあかつきには大長編の完全版を未来形で頑張りたい…
そういう状況になる以上、これは創作では当たり前ですし、開き直ってやってしまっていいことなのです。

長くなりますので割愛しますが、このタイプの「初期版と完全版でちょっと違うじゃん創作」は、古くは手塚治虫先生、石ノ森章太郎先生、永井豪先生、の頃から、また、ジャンプ黄金期の作品のかなり多数、最近ではエヴァンゲリオンのテレビ版と漫画版と劇場版で全部違う展開に分かれる…など、

紹介しきれないほど数多くの作家が、
「必要に応じて」「承知の上で」「悪意はなく」「最終的に完全版を作りたいので」

「矛盾点のある別設定の章分け型創作の束ねた末の長いストーリー」

という、開き直りをやっているのです。


それが全てではありませんが、参考までに。

この回答へのお礼

すみません

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えんがわ さん2020年11月23日 11:36

ゆなさん、はじめまして。えんがわと申します。
今、連載を目指している漫画家です。
投稿を拝見して、私はがんがん一作目のキャラたちを描いていいと思いました。
愛着のあるキャラを描けるってすごく大切なことだと思うからです。

ネームタンクのごとう先生が以前に動画でおっしゃっていた気がするのですが、
「そのキャラを100話描ききれるだけの愛着がありますか?」って問いかけをされていました。

作者が愛着を持っているキャラってやはり画面に熱量が反映されると私は思うので、
描きたい気持ちを大事にしていいと思います!

pixivでその情熱が届いて編集者さんからオファーがくるという話もあるかもしれません!
情熱を燃やし続ける意味でも描いていって欲しいなと思い、応援のメッセージを書かせていただきました!

この回答へのお礼

こんばんは。
お忙しい中拝読いただき、丁寧なお返事本当にありがとうございます

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さん2020年11月20日 17:17

こんにちは。だいぶお悩みのようですね。
私の一意見を書いておきます。

描けないよりよっぽどいいと思いますので、存分に描き尽くすまで一作目を大事に育てていかれたらどうでしょうか。
なぜかというと、情熱というのは必ず紙の上ににじみ出るものだという考えが私にはありまして、今のゆなさんがとりあえず2作目、という気持ちで描いたとしても、それは1作目には及ばない可能性が高いと思うからです。筆がのるものを描いた方が、自分も楽しいですし。

プロになったら、辛いこと思い通りにいかないことがゴマンとあります。
そんな中、「デビューする前に自分が思う存分楽しんで描いた経験」が支えになります。約束します。
デビューは力がある程度つけばいつでもできます。最近では発表する場所もたくさんあります。

描くことを存分に楽しんでください。応援しています。

この回答へのお礼

こんにちは。
お忙しい中、拝読いただきありがとうございます。

とまきちさん、以前の質問に引き続き、今回もご丁寧な回答をいただき、本当に助かります。

なるほど。
そういう考え方もあるのですね。
発表する場なども幅広く、一概にデビュー優先ではなくとも、自然と描きたいモノがご縁を連れてくるし、漫画力も上がるという感じでしょうか。
とても今の自分には、励みになるような考え方で、すごく腑に落ちました。

質問の冒頭で触れた、私が通う専門学校での持ち込みの方で、デビューなどのお話が来るかは連絡待ちなのですが、
有り難いことに作品を編集さんから褒めていただき「これは連載作品として作る予定ですか?」などとも聞かれて、私の作りたいモノを今は描く方が良いのかも知れないと思えてきました。


とまきちさんが仰るように、今の作品を大事に育てていこうと思います!
アドバイスありがとうございます

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