企画の立て方について

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あんこ さん 2020年05月25日 22:59

担当さんのもと、連載企画に取り組んでいるものです。
それなりに長い間取り組んできて、企画を立てるときに、「質より量」でどんどん企画を立てて数打てば当たると考える立て方と、「量より質」として作家性を考えていく立て方とがあるのかなと思いました。

自分の現状としては、企画を量産をしてうまくいきそうになったこともあるけど、編集長の段階でダメになり、
それなら、自分が本当に何を描きたいのか考えていくと、自分の好きなもので商品になるものが都合よくぽんぽん出てくるはずもなく、迷走しています…

みなさんはどちらのやり方が合っていましたか?
これら以外のやり方もありますでしょうか?
うまくいった場合の体験談もあれば、是非教えていただきたいです。

ベストアンサー

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藍葉 さん2020年05月26日 13:44

プロで漫画の制作をしている者です。


まず、「量より質」とは、結局のところ「量あってこその質」という解釈で考えています。
同じ1年を使って、練りに練った1本を考えるより、10本、20本とアイデアを出した中から、最終的に選ばれた1本を、そこから改めてブラッシュアップいくという形でも十分な質を発揮できるかと思います。

例えば、自分の場合、新規の企画で編集さんと打ち合わせをするときは、少なくとも3本~4本以上の企画(内容が分かるラフ、仕上げまで終わった数点のカット絵、最低1話分のネーム)は常にストックしておいて、相手方に選んでいただくということが多いです。
その時点で編集会議でダメならダメで、すぐに別の企画を、という流れになりますし、もしその出版社では通らなくとも、また他の方と打ち合わせしたときに同様のものを使い回していける、という風に考えます。

つまり、編集さんとの打ち合わせの中でネタを出すというより、予め多く用意しておく、ということですね。
そして、そのネタは全て「こういう漫画があったら面白そうだな」とか「こういう漫画を読んでみたいな」とか、それこそ単純明快に「こういう漫画が好きだ」という自身の感情から湧き出てくるもので全く問題ないと思っています。

もしも、一社の編集部に自分の「好き」を理解されなかったとしても、多くパターンを出していくことで、別の出版社では認められることは多々ありましたし、結局のところ何が「商業的に成功するのか」というのは誰も分からないものではないでしょうか。

そういった意味で、質問者さんの好きなものも必ず「ハマる」ときがあると思います。
大事なのは、その見せ方のパターンとストックを増やすことでしょう。


以上、ご参考になれば、幸いです。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

量あっての質なのですね…
一つの好きなものでもパターンを作っていくのはすごく良さそうだと思いました。
あと企画の段階でネームまで描いておくのですね!
目から鱗でした。
自分はどうも編集さんの意見を鵜呑みにしやすい傾向があるので、自分の中で伝えたい面白さを具体的にわかっておくのは大事ですね。

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たんたかたん さん2020年06月10日 18:52

すごくよくわかります…迷走しちゃいますよね…

企画について担当さんに相談してみたら、
「通ったとしても興味ないものだったら
連載続けていくうちに辛くなってきちゃうから、
好きな要素があって、続けていける!と思える物の方がいいよ」とは
おっしゃってました。
けど、好きだけでも通らないんですよね。。。。
(相性だったり見せ方が悪い、ってのもあるかとは思いますが…)

根っこの部分にある描きたいものってそんなに多くは見つからないので、
私は側を変えてなんとかフックを探す、みたいなイメージで企画考えてます。

最近やりやすいなと思ってるやり方は
キャラの組み合わせだったり
話の内容を一言で表したものを思いつく限りバーッと書き出して、
その中から自分の萌えが盛れそうなものだけチョイスして担当さんにみせ、
担当さん的に「良さそう!」と思ったものをいくつかピックアップしてもらってから
改めて練ってみる、って方法です。

内容一言で表して、担当さんがいい!と思ってくれたなら
キャッチーではあるんだろうな、と判断してます。

それ以後は好みとか演出力の話もありそうなので
修正しつつ探りつつ…って感じです…!

あんこさんのやり方に合うかはわかりませんが、
何か手がかりになれば幸いです!
連載企画、うまくいくといいですね…!
応援してます^^*

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり失礼しました。

そうなんです。
好きだけでも通らないし、好きが全然なくても通らないし…
描きたいものなんて湯水のように出てくるわけがないし…
好きなものを描いてと言うけど、企画をどんどん出してというやり方の編集さんが多くて戸惑います。
いろんな側面の好きを探して量産していくしかないんでしょうね。
あまり編集さんの言葉に惑わされないようにしようとも思いました(-_-;)

思いついたものをたくさん書き出して萌えが盛れそうなものだけチョイス、いいですね!
萌えから考えると思い浮かばなくていつもドツボにはまっているので、とりあえず数を考えるのは有効そうですね。
参考になります。

頑張ります!ありがとうございました。

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いぬのみ さん2020年05月26日 21:44

認識の違いを感じましたので、当方の認識を記述します。思考のお役に立てれば光栄です。

●数打ちゃ当たる戦法は「引き出し披露」的な側面が大きいことは、Cバージンでも語られたことですが、この戦略は量というよりはバリエーションの多彩さなので、実は質の話だったりします。
●企画と作家性の関係性は、例えば伊藤潤二先生や、カネコアツシ先生などなど、(あげればキリがないです)確かに存在するものですが、例えば高橋留美子先生や、浦沢直樹先生はどうでしょう。多彩です。
あるいは映画監督では、ノーラン作品には作家性が色濃いですが、宮崎駿や、ウォルフガングペーターゼンの作品群は多彩ではないでしょうか。
あるいは手塚治虫やスピルバーグのように、作品群に二面性を見出すことのできる作家もいます。
このような過去の事例を観察することで、自分の漫画道は前者の作家性派か後者の多様性派か、はたまた二面性派かの3種類から選択することもできますが、小賢しいことです。いろいろやりたいことがあればやればいいし、やりたいことが少ないとしても多寡で競うわけではないし、といった具合でしょうか。

●雑誌を決定してしまうと、身動きがとりにくいということはあると思います。質問者様は違うかもしれませんが、例えばジャンプに拘った場合、海賊ものを描きたくても描けないとかいう問題が起こりますよね。また、例えば少年誌では、ゲースロみたいな裸体ゴリゴリのリョナばりばりのファンタジーを描きたくても不可能です。このような場合を以て、「自分のやりたいこと(好きなものでなくても全然いい)」だけれども「商品」にならない(連載できない)という事態なのだと思います。
やはり、「その雑誌」で勝負する楽しさは、企画力勝負の楽しさもあるという逆の言い方もできます。ジャンプで陰陽師ものが始まったのは、なかなか企画としては良い感じで、企画力というのは一つにはそういうことですが、企画力がこれだけではないということは、荒木先生の漫画術を読んでも解りますが、キャラクターやストーリーやテーマや絵もまた企画力の範囲内で、ここをクリアできている企画かどうかは、難しいところかもしれません(批判ではありません)。
●企画、ネーム、絵、少なくとも漫画はこの三つの勝負があるわけですが、質問者様がネームを提出して落ちたのであれば、それはもしかすると企画はイケてるけどネームに難ありということだったのかもしれません。あるいはキャラデザ(絵)を提出した場合、キャラデザを変えるだけで企画なりが良くなることもありますし、キャラを変えればネームも変わりますから、それでまた違う作品になると言った具合でありまして、漫画を支配するのはなかなかに骨が折れますね。

●私のやり方は量産型と作家型の両方です。ながらく、後者を研究して参りまして、単なる量産型だったのが、作家型のアプローチ方法も手に入れまして、ただし商業作家にこれが必要だとは思いません。「面白さ」とは別の話なので。多様性派の悩みとしては、節操がない問題ってのがありますよね。それをなんとかするべく一貫したテーマを見つけようとするわけですが作家型というのはそれです。前述の企画と作家性の関係の話とは少し違います。企画と作家性の関係性の話は、荒木先生の言葉を借りれば「世界観」の話で、作家型のアプローチの話は「テーマ」の話です。弐瓶先生の作品には「有機的なメガストラクチャー」という共通する世界観があるという話と、イーストウッドの作品には「暴力の生々しさ」という共通するテーマがあるという話の違いです。
●企画力、ネーム力、絵力、漫画ってほんと大変ですよね。迷走上等!漸進あるのみ!という気分で頑張っています。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

まず、質問の「作家性」という言葉が抽象的で良くなかったかもしれません。すみません。
「量より質」で考えた企画というのは、ジャンルや演出、(作家本人の)ネタの好みなどで作家が一番向いている企画を探すやり方、という意味で使っていました。
前半でおっしゃっていることだと思います。
自分が好きなものを描くのが100%でもうまくいかないし、でも全然興味のないことを描くのも熱量がないのが読者に伝わると思います。
そこが商業漫画の難しさなんでしょうね。
私も自分なりの企画の立て方を確率していきたいです。

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