- 質問ID:
- Ffc60007
- 閲覧数:
- 1,954
- 回答数:
- 3件
- ブックマーク数:
- 0
回答締切
ポイント合計1pt
田中 さん 2020年05月16日 14:02
曖昧な質問で申し訳ないのですが、ネットにある液タブのレビュー情報がイラストレーターさん視点のものばかりだったのこちらで質問させていただきます。
現在、半分デジタル(板タブ使用)から液タブでのフルデジ(ネーム含む)に移行を考えているのですが、液タブフルデジで漫画を描くにあたって皆さんの体験談が知りたいです。
具体的には、オススメ機種や、逆にオススメしない機種、オススメのサイズ、メーカー、クリスタでの使用感など。
特に、ワコム同様に電磁誘導式バッテリーレスペンを採用した最新の海外製液タブで漫画を描いている方の意見も聞いてみたいです。
この質問に対する回答 ポイント順 新着順
ポイント合計0pt
中野の漫画妖怪イグチ さん2020年05月25日 20:06
専門的で具体的な例は他の方がおっしゃってますので、私からは「意外と見落としがちな」液タブの活用法を紹介したいと思います。
それは、自分の筆圧と手癖に最適化された「替え芯」を使うことです。
単純なことですが、私はこれで液タブ苦手意識が吹っ飛びました。
もともと、私はアナログでペン入れする派でした。その際、自分の腕と指と手首はかなり筋力が鍛えられ過ぎてしまって(アナログ派には多いらしい) つけペンでも筆圧の高い人用の硬いペン先を購入するほどでした。
数年前、コミティアの会場で実演販売している、ワコムのブースがあったので 興味本位に覗いてみたら、係員さん曰く「筆圧のやたら高い人とやたら低い人は標準のペンタブ芯だとうまく書けないですよ」とのこと。
私はそれまで、液タブはアナログペン入れのスキャン画像から、ミスしたところを修正するツール、細かいツタ紋様などを特殊ブラシで効率よく部分的に描くツール、と思っていました。
筆圧が高すぎると標準芯ではペンが画面上で滑ってしまい、まともにペン入れ出来なかったのです。
フルデジでペン入れというのは、そういう才能のある人がやるんであって、自分は縁がないのかなー?と落ち込んでいました。
しかし、前述のワコムの社員さんが私の「筆圧が強すぎる人向けのツールありませんか?」の質問に答えてくれたのです。
1)筆圧が普通より強い人、弱い人向けのペン先がある。
2)同じく筆圧や手癖に合わせた「画面保護シート」を使うとさらに書き味が良くなる。
筆圧が強い私は、基本的に【ザラザラした質感の替え芯】と、【ワザとザラザラした表面になっている保護シート】が合うとのこと。
この際に、注意点がひとつありまして、ザラついた物質を物理的にこすり合わせることになるので、替え芯の削れ、摩耗具合がかなり早い。描き味が落ちたと思ったらすぐに換える必要がある、と。
この方法で試したところ、液タブ苦手意識だった私が、スムースにフルデジタルペン入れできるようになりました。
手癖と言っても色々あります。私の場合は筆圧でしたが、ペンを割りかし垂直に立てて描く人、寝かせて描く人。奥から手前に線を引くクセのある人、など、人の芸術へのアプローチは千差万別です。
専門的な知識のある、その道のプロ(私の場合はワコムの実演販売の社員さん)に自分の手癖を話して見ましょう。
単純に高価なハイスペックな物品、だけでなく、こういった細かいオススメの情報も貰えますよ。
なお、最後に ペンタブの替え芯は世代があって、古い機種に適合する替え芯と、最新機種の替え芯は違うとのことです。
購入の際は気をつけてください。
ご参考になれば幸いです。
ポイント合計0pt
まる さん2020年05月25日 03:31
ここ3年くらいフルデジで作画しています。
今まで使ったのは、Wacomの13HD、 Cintiq pro24、 Cintiq16
海外製のXPPEN20インチくらいのやつです。
使用したからこその意見なのですが…
出来ればWacomを買った方がいいです。
理由は、質問者様がネームもされたいと書かれていたかと思うのですが、
海外製(自分はXPPENのみですが)は大体”文字を速く書く行為”に向いていません。
Wacomでスラスラ文字が書けるので、同じ感覚で書こうとすると全く動作についてきませんでした…
その点に目を瞑れば使えなくはなかったのですが、追従性がWacomにかなり劣るため自分はすぐに手放してしまいました。
あくまで一部の海外製だとこうだったという感想ですが、ブログ等で同じ意見を書かれているものを見たことがあるので安全を取るならWacomかな…と個人的には思います。
また、サイズについてですが、
これも個人的な合う、合わないがあるかもしれませんが、
自分は初めて買ったのが13HDだったのですが、
これはやはり小さく感じました。
どうしても画面に集中しきれないな…とストレスを感じていました。
また、画面が小さいので原稿全体のバランスを見るのに拡大縮小の動作が頻繁にいります。
ただ物自体はとてもいいので、自分は長くこれを愛用していました。
次に買ったのが Cintiq pro24です。
これも個人的な話になりますが、自分にはでかすぎました…
でかすぎて逆に描きにくさを感じたのと、
他の要素では本体が重すぎて移動が難しい、厚さもかなりある、画面がツルツルしすぎる、画面が大きい分フィルムも割高になってしまう、など。
また、4K表示ではあるのですが、これはPCが4K対応のスペックを持っていないとその性能が使えません。
自分はそこをちゃんと確認していなかったため、液タブの画面が少しぼやぼやとしていてHDより見辛い結果になってしまいました。(わずかですが自分はどうしても気になってしまいました)
ちなみにXPの20インチもやはり少し大きすぎるかな…?くらいの印象でした。
机に余裕があることと、動かす必要性がなければ大丈夫だと思います。
そして新しく買ったのが、Wacom Cintiq16なのですが
個人的にはこの大きさがめちゃくちゃちょうど良く感動するほどでした。
これを使ってから1番集中できていて、ストレスもないです、そしてお絵かきが楽しくできるようになりました。
(この次にストレスを感じないのはiPadです、個人的に。ネームはiPadでやることが多いです)
Cintiq16にかなり救われたのでベタ褒めなのですが、
まず本体がかなり薄型になっていて移動もさせやすいです、そして画面はHDですが、13と同じくらいなので遜色ないです。視差あると言われていますが、自分は描いたあとに”あ、そういえば視差あるんだったっけ?”ってくらい気づきませんでした。
あとWacomにしてはお安くAmazonなどで6万台で買えるので、海外製を買うのであればこちらを買われた方がストレスなく使いやすいのでは、と個人的に思います。
以上が使用してみた感想です。
自分はここまで変遷してCintiq16で落ち着きそうです。
大きさの好みは人それぞれだと思うので、一意見として少しでもご参考になれば幸いです。
ポイント合計1pt
ラ二郎 さん2020年05月18日 11:50
WACOMのCintiq Pro 16インチを使っています。
もともとアナログで書いていたので、小さい画面のサイズに慣れず
A3トレス台と同じくらいの幅のWACOMの22HDを使っていましたが、
壊れた後はCintiq Pro 16インチに乗り換えました。
この機種のいいところは4K解像度で、まるで紙のように見えます。
アナログから来た自分は画面上の線と印刷上の線の差に随分悩まされており、アナログ感の出るガタガタペンを使ったりしていましたが、
4Kですとほぼ紙なので「アナログ感」で悩むことが減りました。画面で見ていいと思ったらそれがそのまま印刷されます。(プリンタの質によって多少線は変わりますが)
いいお値段がするのですが、その分アナログに近いので、
トータルで考えると得かなと思います。
3 件中 1-3 件
- 1